R2.2.3 『華よ咲け』観劇。

昨日は大阪あべのハルカス8階近鉄アート館へ。

知り合いの方がたくさん出演している舞台ですが、今回は東京ガールの野倉良太さんからチケットを購入しました。

恩返しです。

私は去年の劇団ZTONさんの芝居で野倉さんの存在を知ったのですが。野倉さんの演技にとても惹かれまして。繊細で柔で。あといろいろ。

いいなぁと内心思っていたら、偶然時代劇の現場でご一緒する機会がありまして。そして20人くらい戦う乱戦の撮影中、また偶然野倉さんが敵方として私から8メートルくらい前方にいらっしゃいまして。微妙な間合いで牽制し合うような場面だったのですが、事前打ち合わせゼロのその場のアイコンタクトだけで野倉さんは全て了解し私の動きに演技合わせていただきまして。

ああ、生きててよかった。

というレベルです。こんな時。だからか、普通の舞台でも事前打ち合わせとか、あまり好きじゃないかなぁ。殺陣や動線は打ち合わせしておかないと危険なのでやりますが。演技プランとかどういうつもりで演技やっているとかの話はまずしません。その演技プランと現実の演技が乖離した時どうしようもないので。例えば私が事前に聞いていた演技プランの忖度した受けをやったとしたら、作品が壊れる。簡単な理由です。そういう話をするより、演技上の相手の反応で微調整、すり合わせていくしかないと思っています。

本筋からかなり脱線しました。

『華よ咲け』最後の最後に色々つながって、あーだからあーだったのか、こーだったのかと思える、時間差で感動が押し寄せてくる系の素晴らしい物語でした。ラストまで丁寧に丁寧に役者さんたちがバラバラのピースを積み重ねていく世界。観劇できてよかったです。

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