緊急事態宣言聞く前までの

今朝も変わらず寒かったですね。通勤途中の京都御所内にも霜が降りていました。

霜に朝日が当たってとてもきれいでした。

写真を見続けていると、目が触覚のようになってくる気がします。
『見ている』
というより
『触っている』。

指先でモノを触って味わうように、目で触る。

あれです。香木とか香りを嗅ぐのではなくて、聴くと言いますが、たぶん人間は視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の未分化部分が感覚の根っこの部分にあり、深く感じ取ったものは五感全てで共有しようとして、上記のような言葉がでてくるのでしょう。

触るように写真を撮ってみるのも面白いかもしれません。

帰り道に、ちょっとかわいい感じのえんとつ見つけた。

この時までは楽しい気分だった。

でも家に帰って緊急事態宣言を聞くと、まあ、重たい気分になった。

ではまた明日。

雪。

京都は雪も降って寒い日が続きますね。あまりに寒いのでダメ着ってものを買おうか本気で悩んでます。ツナギみたいになっていて、最新のはヒーター内臓されています。1万円ちょっとだって。

京都も明日には緊急事態宣言が出されるみたいで。劇場関係にも制限がありそうです。

僕が一番恐ろしいのは医療崩壊して命の選別もしくはそれに準ずるものが行われる世界が来ることです。

そういう世界にならないように、自分ができることをやりたいのですが。

気を抜くと思考を停止させて、時間が解決してくれるなどなど、日々の生活や仕事の方に集中してしまって、自分は大丈夫なんじゃないか?という根拠のない楽観的な気持ちになってしまいます。

歴史を振り返ってみて、とてつもない危機的状況でよくその時代に生きていた人たちは普通に生活できてたなぁ、本当かな?と訝しんだことがありますが。例えば、戦争の暴力がすぐそこまできているのに、いつも通り畑を耕して日々の生活を続けようとされていたり。どうして逃げなかったのか?など。

人はそう簡単に自分の生活、その土地から簡単に離れることができないんだなと、噛み締めています。

本当に難しい日々ですね。