会社の昼休み。買った弁当を入れる予定のエコバックにカメラを忍ばせて会社の外に出る。特に面白くもなんともないただの昼ごはんを買いに行く道中がカメラ一つで特別な時間になる。
スマホのカメラでもいいが、本格的なカメラの方がよりちょっと特別な違う時間感を演出してくれる(なんか嘘くさい陳腐な宣伝みたいだ。)。
大きいカメラは必要ない。いや、大きすぎるとカメラ、撮影行為が主役になり過ぎてしまう。あくまでも『お昼ご飯を買いに行くついで』感が大切なのだ(なんか今日の語り口、ぞわぞわするな・・)。ついでの時間の肩の力が抜けた感じの写真がわたしの目指すところだ(の割に、冒頭の写真は力が抜けた感が全くないのだけど・・)。
上の写真はスマホで撮影したもの。正直、カメラとスマホの写真の違いを見分けることはわたしにはできない。
それでも昼休み、わざわざカメラをわたしは持ち出すのだろう。なんでもない時間をちょっとでも面白くするために。