雪。

京都は雪も降って寒い日が続きますね。あまりに寒いのでダメ着ってものを買おうか本気で悩んでます。ツナギみたいになっていて、最新のはヒーター内臓されています。1万円ちょっとだって。

京都も明日には緊急事態宣言が出されるみたいで。劇場関係にも制限がありそうです。

僕が一番恐ろしいのは医療崩壊して命の選別もしくはそれに準ずるものが行われる世界が来ることです。

そういう世界にならないように、自分ができることをやりたいのですが。

気を抜くと思考を停止させて、時間が解決してくれるなどなど、日々の生活や仕事の方に集中してしまって、自分は大丈夫なんじゃないか?という根拠のない楽観的な気持ちになってしまいます。

歴史を振り返ってみて、とてつもない危機的状況でよくその時代に生きていた人たちは普通に生活できてたなぁ、本当かな?と訝しんだことがありますが。例えば、戦争の暴力がすぐそこまできているのに、いつも通り畑を耕して日々の生活を続けようとされていたり。どうして逃げなかったのか?など。

人はそう簡単に自分の生活、その土地から簡単に離れることができないんだなと、噛み締めています。

本当に難しい日々ですね。

『観に行かない理由』

昨日喫茶店で少し演劇に関してお話しする機会がありました。

その中で、どうしたら観客が増えるか?というお話に話題は移りました。

その時はあまりはっきりと言葉にならなかったのですが。家に帰って少し考えてみました。

僕自身一観客の立場からの発言になりますが、観客動員数を伸ばす一番大事にすべきことは『観に行こうか、どうしようか、迷っている』方達が一人でも多く足を運んでもらう確率を上げることだと思っています。

これは、自分が既にファンになっている劇団は特に宣伝などなくても観にいくのですが、そんな劇団は1つか2つで、他の大多数の観劇は初めて観にいったり、チラシやタイトルが気になったり『観に行こうか、どうしようか少し迷って』何か自分でも上手く説明できないちょっとした理由で足を運ぶからです。でも『足を運ばない』理由は考えてみると、共通していることがあります。

いくつか大事だと思っていることを。

タイトルはシンプルに。
読み方が分からなかったり、意味が分からなかったら、もうそれだけで確実に何%か観客減ります。多分作り手が頭良過ぎたり、他との差別化を図ろうと思ったり、おそらく深淵な理由があると思うのですが、シンプルに意味や読み方が分からないタイトル掲げられると『あ、お金払って意味不明の作品を見せつけられるかも・・』という恐怖心を僕は持ってしまいます。実際は、そういう難しいタイトルの作品ほど内容なシンプルでとても分かりやすかったりすることが多いのですが、『観に行こうか、どうしようか』迷っている心理状態の時の自分はちょっとしたマイナスで『じゃあ、今回は観なくていいや』となります。

チケット代金はシンプルに。
少しでもチケット収入を高めようとするのは分かります。分かりますが、色々オプションがついたり席によってチケット価格が異なる売り方されていると、ファンの方は初日は前の方の席でこのオプション付けて、あと残りのステージはノーマルの席と買い方でいいかとか、そういう買い方をすると思いますが、観客動員数を大きく左右する、近い未来コアなファンになってくれるかもしれない方達が沢山いらっしゃる『今回観に行こうかどうか迷っている』方達にとっては、『え?何これ?ふつーにチケット買っても楽しめへんの?こんだけマックス課金しなきゃこの作品堪能できひんの?じゃあ、なんかなんか面倒だし、今回観なくていいや』と思う可能性があると思っています。少なくとも僕はなります。

アフタートークなど、観客と接する時のスタンス
僕はこれは結構気にする方です。アフタートークはプレゼンデーションの時、企業が顧客の方々に行う場合、例えば社内の人間を呼ぶとき、『何々ちゃん』とかあだ名とかで呼ぶことは絶対にありません。僕が知っている限りでですが。あってもあえてです。これはコアな客層に受けるかもしれませんが、初めて足を運んだり、ちょっと気になっているからプレゼン聞いてみようと思う劇団がこれをやっていたら『あ、身内だけの狭い範囲で演劇活動されているのかな。友達にしかみせていないのかな?』と本当はそうでなくても、そういう風に僕自身は感じてしまいます。

ここまで書いてきて、『ああ、僕は心が狭いなぁ』となり、苦しくなってきました。

でもいつまでも末長くファンでいたい劇団や集まりをいつも求めているのは確かです。

 

職人の手元

奥さんは一年のうちのだいぶ長い時間ミシンと一緒に過ごしている。

ミシンというと、ガガガガと速いスピードでどんどん布を縫っていくイメージをお持ちの方が多いと思いますが、写真のような短い距離を縫う時は非常に遅い。

ガ ガ ガ (布がズレないように仮止めのまち針を抜く)

ガ ガ ガ (同上)

この繰り返し。

機械の速さを利用しているのではなく、正確に同じ力で同じスピードで同じリズムで布を縫う性質を使用して丁寧に作品を作っている感じです。

昔からこんな感じで作ってはいなかったと思います。昔はもうちょっと大雑把でした。側から見ていて。

でも何十年か道具と付き合っていると、上手な付き合い方ができるようになっていくのでしょう。見習いたいものです。

モノクローム

ちょっと前に撮った写真。
今使用しているSIGMA sd Quattro H で撮るモノクローム、気に入っています。

白黒の乾いた清潔感。色彩に刺激される感情が少し黙ってくれて、少し冷静な気持ちで絵を眺めることができるからかも。

昔芝居の演出をしてた時。本番前日に台風が来て大雨が降り、使用していた施設の配電部分に漏水し、照明100灯位でシーンの絵を作っていたのに同時に沢山の照明をつけると漏電警報が鳴り響いて同時に4灯までしか使えない事態に陥ってしまったことがある。

でも、少ない照明で観た方が観易くて、結果的に面白くなった。。なってしまった。

そんな20年ほど前のことを思い出してしまいました。

働くから休日が楽しい

僕は昔はあまり働くことが好きじゃなかった。今も好きではないですが。仕事行きたくなかったら何かしらの理由をつけてすぐに休んでいた。

でもある時気が付いた。働いた方が休日が楽しい。

例えれば、喉の渇きをめっちゃ我慢して飲むカルピスソーダはめっちゃ美味しい。

そういうことだ。

正月明けて火曜日から金曜日の今日までの4日間。本当にキツかった。今年はこのような世相ですから、正月を堪能していない。破魔矢についた絵馬も去年のネズミのままだ。

まだ初詣も行っていない。

うちはまだ令和2年の残り香が強い。良くない良くない。
早く牛を連れてこなければ。

正月を堪能しないまま仕事が始まってしまい、エネルギー補給をしないまままた動き始めてしまった感じで、調子が悪い。

早く、帰りたい。もう、帰りたい。

そんな日々だった。4日間だけど。

でも、『3連休が待っている』

そう思うだけで頑張れた。これからも未来の連休を餌に働き続けるだろう。

カメラ

35mmのレンズ

ちょっと奥さんがかっこよく見えた

105mmのレンズ

画面がかなり限定的に切り取られるので、『ん?何だこれ?』とか『普段目にしているけど、ちょっとちゃんと見てみよう』というものを写すと、肉眼の集中状態みたいな感じになって、後で見返すと新しい発見があったりして面白い。

今、カメラに絶賛ハマり中です。
金があったらどんどん新しい画角のレンズを買い足していくでしょうね。

しかし、今回新しく購入したカメラはSIGMA sd Quattro Hというものなのですが、実はもう生産が終了しているものでして。もう新しいこのカメラ用のレンズが発売されることはないらしい。ちょっとお先が暗い感じしかしませんが、購入前に色んなカメラで撮られた作例を見比べていましたら、シグマのこのカメラで撮られた写真がどれも色が良くて。シグマの最新機種のfpよりこちらの作例の方が色が好きで。買ってしまいました。

空に浮かぶ枝を見て

あ、

毛細血管みたい

そんなことを思いながら写真を撮りました。

僕がこのブログ用に使用しているWordPressは画像のアップロード容量制限があるのであまり精密な画像は容量が大きすぎて使えないので劣化させてしか使うことができないのが無念。

割るときは一瞬。

初めて割りました。スマホの画面。

使えなくなないのですが。

辛気臭い。

画面見るたびに暗い気持ちになる。

朝、自販機でお茶買おうと財布を出した時に、財布にくっついてiphone se 2が一緒に出てきたんです。ロードバイクで毎朝会社に出勤しているのですが、ダウンジャケットは意外と汗がこもる感じで、以前から会社について財布やスマホを取り出すときに

『あ、ちょっと、湿ってる・・・』

とは、思っていたのです。ですが、まさか、その湿り気がこんなことを引き起こすなんて、僕にはちょっと想像できなかったな。むり。絶対。

でも。大丈夫です。Appleの保険、AppleCare +に入っていたから。iPhone買うときになんか上手く誘導されて入ってしまっていたこの保険。くそー、と思っていたけど。

よかったー。

未加入なら、この機種なら画面割れ14500円かかるところが、

3700円!

ありがとう、ありがとう、ありがとう。

あの時の、断れなかった弱い自分。

メロス終演。でもまだチケット買えるよ。

『11年ぶりの出演でしたね』
終演後、脚本・演出の高間さんに言われた。
もうそんなに最後の出演から時間経っていたのか。

私が所持している自分が出演した笑の内閣のDVD。パッケージから確認できないが、10年くらい前。

ARTCOMPLEX1928は現在はギア専用劇場となっているが、昔は京都で旗揚げした劇団の登竜門的な役割を担っていた。

『次どこで芝居うつの?』
『アトコン(ドヤっ)』

ARTCONPLEX1928は建物自体文化財、天井も白くて照明の色作りも気を遣う、幕裏も狭い、正直使いやすい劇場ではなかったが、立地がよかった。河原町三条のアーケードを抜けた場所。普段観劇しない方に劇場の場所をお伝えするのも楽だった。

そんな劇場で笑の内閣が初めて公演をうつ時に声をかけて頂いた。

大阪プロレスに何度か練習に行った。

大学のプロレス同好会の方々に指導して頂いた。

とにかく痛くて、寒かった。(プロレス用のでかいマットを佛教大学の中庭に引っ張り出して雪が降る中稽古やっていた)

でも、当時、まあ今でもこんな芝居やっているところはなかったので、出来上がったらめちゃくちゃお客さんをびっくりさせることができるだろうと楽しく参加していた、記憶がある。

今回の『お正月だョ!走れメロス』

『これはお客さんが、びっくりする!ていうか、これ自分がお客さんとして観たい!』

企画書を頂いた時そう思った。

実はこの企画書を頂く前に、『東京ご臨終』という内閣の芝居を観た感想を高間さんに笑の内閣の芝居なのに全く笑えなかったから

『くそ芝居』

と感想をお伝えしていた。王将で二人でご飯を食べながら。
でも高間さんの創作意欲がそっちに向いている時それを尊重したほうがいいと思うので、その時は笑いを期待させないような名義や団体名を変えてやって欲しいとお伝えした。

案としては

『終末の内閣』
『終焉の内閣』
『終わりの内閣』
脚本・演出『勃禍魔響鬼』

これだったら、笑を求めて観る人はいないだろう。

そして僕が笑の内閣に求める芝居は『朝まで生ゴヅラ』のような変な人がたくさん出てくるくだらない芝居ともお伝えしていた。

詳しい内容はネットで検索していただければ。
どんどんどんどん、変な人が登場する傑作。

その後、何日かして今回のメロスのオファーがきた。

企画書だけでどんな役をやって欲しいなども書かれていなかったが、正直
『めちゃくちゃ恥ずかしい格好』
(女性用の下着をつけて仮面を被るとか)
をする覚悟をして、オファーをお受けしました。

まあそれは杞憂で。

実際街中でちょっと恥ずかしい格好をしたのは

他の方でした。

また話が逸れましたが。

今回のメロス。他では観ることができないものです。
途中で音声が途切れたり、ちょっと面白そうなセリフが聞こえなかったり。
それでも画面の無向こう側で『何かが起こる気配』が飽きさせません。

まだ録画された作品を観るチケットが販売されていますので、よろしければ。

ビニール袋の中の小花

SIGMA sd Quattro H

ちょっと部屋の彩りの為に、いつも晩御飯の材料を購入するスーパーの花売り場で購入したが、器がなくビニール袋の中に一晩居てもらっているとこ。